2019.05.22 Wednesday

庭は芸術か。

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    ここ最近に行った展覧会で楽しかったものを。

     

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    ミュシャ展。

    写真撮影OKな展覧会が増えました。

     

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    ここでも。

    インスタが展覧会のあり方を変えてしまいましたね〜

     

     

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    ところで草間彌生さんは発明家だし商売上手だと思う。(独断と偏見です)

     

     

    日本一稼いでいる現代アーティスト。村上隆氏はただの商売人ではないと思います。

    先日トークショー拝聴しました。お金の話ばっかりされていましたけどね。

    数多くのスタッフをかかえ、大きな仕事を取ってきては仕上げて売っていく。お殿様もお公家様もいないこの現代でそれをやっているというのがアートなんだな。

     

     

     

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    安藤忠雄展 「挑戦」

    安藤忠雄さんの建築が好きです。特に初期の。

    装飾を限りなく減らし構成だけで勝負している潔さ。その哲学。日本的なもの。

    かなり影響を受けてしまいました。

    僕の提案する庭に、その影響が出ていると思うのですが、いかがでしょう。。。

     

     

     

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    建築の日本 展。

    日本の家 展。

     

    造園屋・庭屋・庭師が集まると「庭は天然素材だけで作るべき」「コンクリートみたいなケミカルなものはできるだけ使うもんじゃない」

    皆、口を揃えてそんなことを言う。

    その脇で僕はずっと肩身の狭い思いをしていたのですが、この二つの展覧会を観に行ってからは、堂々としていればいいのかなと気持ちが切り替わりました。

    「コンクリートはナチュラルな素材なんだよ。」

     

     

     

     

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    インポッシブル・アーキテクチャー 展

     

    一番最後の展示ブース。

    なぜザハ・ハディド氏の新国立競技場が着工目前で白紙になってしまったのか。

    役人と国民への痛烈な批判。しかと受け止めました。

    そもそも何でそれどころではない今、東京オリンピックなんてやるの?と思っている僕みたいな人間が数多くいるからいけませんね。

     

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    縄文展

     

    「ニッポンの、美の原点。」って書いてありますが、

    もう原点過ぎて共感できません。

    例えば飛鳥時代の服装とか建築デザインの美意識は共感できるけど、縄文土器や土偶のデザインは全く異質。

    縄文人の美意識。火炎土器の炎の表現。土偶の抽象的人物表現。現代のどんなアートも敵わないくらいの破壊力を持っている。

    それらを目の当たりにした時のこの気分は最高のアート体験ですよ。

     

     

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    鴻池朋子

    「ハンターギャザラー」展

    秋田県立近代美術館。

    オープニングセレモニーの招待状をいただきましたので、行ってきました。秋田まで弾丸で。

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    新作の大作。の一部。

     

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    旧作の皮緞帳の大作。さらに手が加えられて。

     

    展示会場はランドスケープでした。

    歩くことで変わる景色。隠れていたものが見えたり。明るくなったり暗くなったり。上から俯瞰したり、潜ったり。

    奥羽山脈を取り込んだり。

    ただ作品を並べるだけではない展示方法。さすがです。

     

    地球の誕生。躍動する動物たちの身体。古代人の神様に捧げる儀式。地球上で起こり続ける生きると死ぬの営みの瞬間瞬間をタイムワープしながら覗いてきた。そんな気分。楽しかった。

     

    ハンターギャザラー。狩猟採集民という意味だそうで。

    昔も今も、これから先の未来も、テクノロジーがどんなに発達しても人は自然から狩猟採集しなければ生きていけないのは変わらない。

    自然の恵み。尊さ。一方で時として起こる容赦のない無慈悲な自然災害。自然への畏れ。

    僕も庭でそんなことを表現できたらな。ただ美しいだけの庭ではなく。

     

     

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    フィリップス・コレクション 展

     

    この展覧会で特に印象に残ったのは、空の色彩。それぞれの作家の表現方法は違えども。それを観て湧き上がる共通の感情。

    何とも言えないピンクのような、オレンジのような、陽が傾き始めた空の色。それに照らされた町並み。

    僕の家の近くの山の斜面に造成された住宅街でも1度か2度か、同じような色彩の光景に遭遇したことがあります。

    あの空の色を、地中海では日々見ることができるのだろうか。

    強烈に憧れる。行ってみたいなー

     

    印象派の絵は良いですね。

    肌の色を肌色(今の絵の具では肌色というのは無いらしいですが)で塗らずに時には青や黒で塗ってしまうのが良い。

     

    庭作りも印象派と同じような行為です。

    自然の景色。それを忠実に庭に再現したものは「庭」ではないんです(そもそも人間が自然の造形を忠実に再現できっこありませんが)。

    自然に触れた時の感動を人間のフィルターを通して、再構成し限られた土地に表現する。しかもデザインだけでなく庭の使い勝手も考えて。メンテナンスできる範囲で。

    庭作りは難しい。

    庭は、アートにはなれない。

     

     

     

    僕のアイドル。

    アリス=紗良・オット。

    そのリサイタルへ。

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    アンコールに何度も応えた後、疲れていたでしょうにサイン会を開いていただいて。

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    天使過ぎるにもほどがある。

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    その様子をインスタに投稿したら・・・

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    アリスさん本人から「いいね!」いただきました!!!!!

     

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    ピアノはもともとピアノフォルテという名前の楽器だったそうです。

    弱音から大きい音まで鳴らすことができる楽器。だからピアノフォルテ。

    発明された当時としては画期的な鍵盤楽器だったそうです。

    しかしなぜ今はピアノと呼ぶのか。

    それは、より美しい弱音が鳴らせる楽器だからなんじゃないかなー。と勝手に思っています。

    そしてその弱音の表現力こそピアノの上手下手を決める重要な基準だと思っています。

    アリス=紗良・オットさんのピアノは弱音の響きが極めて繊細で美しい・・・

     

     

     

    ピアノ教室通い始めて4年。

    やはりガチのクラシックが弾きたくなってしまいまして。

     

    クラシック弾けるようになるには兎にも角にも「ツェルニー」をやっつけないといけないとのことなので。始めました。

    1番〜100番まであるので道のりは長く苦しい。死ぬまでに終えられるのか?

     

    プラス発表会に向けて。

    ベートーベンの「悲愴 第二楽章」練習中です。

     

    今のところ、ただ弾くだけならなんとか弾けますが、人を感動させるには程遠い。

    どうやって弾いたらいいのか悩んでいます。

     

     

     

     

     

    僕はただの造園屋のオヤジですが、一体どこへ向かっているんでしょうねw

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2019.02.02 Saturday

    奇をてらった庭。

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      グンマーの新井様邸。

       

      そうです。要するに実家です。

       

      ちょっとした土地があり。

      父から庭を作ってくれとの要望。

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      よそで畑を借りて野菜を作っている父なので、庭じゃなくて畑にした方が良いと提案したのですが。

      どうしても庭がいい。とのことでしたので庭を作らせてもらうことになりました。

      身内の庭ですからね。せっかくなので普段できないことを、奇をてらってみたいと思います。

       

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      まずは悪い土を10m3出して榛名の良い黒土を20m3ほど入れ、ざっくりと築山を作ってみます。

      図面なんてありません。

       

      (榛名の黒土。無数の小さい軽石が入っているので黒土ながら透水性があり良い土ですね。)

       

       

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      在庫の水鉢と踏石を置いてみる。

       

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      生け垣にマサキを植え、ゴロゴロした安山岩を入れてみる。

      水鉢の据え付けは、水のしたたり落ちる景色が最も素敵な角度に据え付けるので1時間以上かかりました。

       

      掘削時に地中から出てきたコンクリート製のひび割れた側溝を筧にしてみるという試みも。

       

       

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      在庫のモミの木を使ってしまいます。

       

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      やはりモミの木は良い。端正な姿。濃い緑色。

      そしてモミは一本ではなく大きさの違った複数本で組むとなおさら良いです。

       

       

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      ただの築山でもいいのですが、実家の庭なので奇をてらってみます。

      やってみたかった鉄筋での土留めに挑戦。

      竹シガラミという大昔からある土留め工法の、竹の代わりに鉄筋でやるという。

       

      でもアールがきつ過ぎて失敗・・・

       

       

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      これならどうでしょう。

      まさに鉄シガラミ。

       

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      新たな鋼材との出会い。良い感じに鉄シガラミできました。

      この素材でのシガラミは、僕が世界初なんじゃないかなぁ。

       

       

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      水鉢の周りには低木を植えまくる。

      モミノキ林の先にある「秘密の花園」です。

      普段はギュウギュウに植栽しない派の僕ですが。これも新たな試み。

       

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      数か月後の春。ダイカンドラの種を蒔いてみる。

       

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      ヒメツルニチニチソウも。

      ダイカンドラとともに茂り地面を覆いつくしてほしい。

       

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      さらに数か月後。冬。

       

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      錆びた鉄シガラミ。茂ってきたダイカンドラ。

      ラピュタ感。

      良い感じです!

      新しい感覚の「侘び寂び」をこの庭に発見しました。

       

      ヒメツルニチニチソウが茂ったらもっと良くなりそうです。

      いつかまた写真をアップしたいですね。

       

      図面のない行き当たりばったりの造園工事でしたが何とかなりましたw

       

       

       

       

       

       

      2019.01.08 Tuesday

      お蕎麦屋さんの庭。 完了。

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        お蕎麦屋さんの庭、完了いたしました。

         

        施工中のブログは→http://oyakata.zoen-arai.com/?eid=192

         

         

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        珠玉の料理と蕎麦を食べに来た人の、気分を盛り上げる「前菜」のような庭。になってもらえたら・・・。

         

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        ダイスギは幾何学的に、等間隔に植えています。「ダイスギ」は人間の都合で作った木なので。

        その人工的なダイスギ林の間から実生で生えたモミジが自由奔放に枝を伸ばす・・・。

        「人工」と「自然」を対比することで、より自然の造形の面白さを際立たせる狙いです。

         

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        植栽する樹木・下草の種類はできるだけ減らしました。

        こちらのお店で食べることができる洗練された料理に影響を受けまして。

         

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        見返りの景。

         

        従業員用の通用口。日々の打ち水やメンテナンスがしやすいように。こういうところも大事だと思ってます。

         

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        原生林、里山、禅の庭、浄土の庭、財閥の庭。庭の表現は様々あるようですが、

        「山間部に暮らす中で、住居の周りに必然的に生まれたニワ」のイメージの庭。

        京都鷹峯にありそうな景色かもしれません。

         

         

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        「切らぬウメ」

         

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        「井戸の脇にウメを植えると井戸水が美味しくなる。」

        雨が降りウメの枝を伝った雨水が井戸に落ちると井戸水が美味しくなる。

        なんの科学的根拠もない言い伝えですが、井戸の脇にはウメが似合います。(独断と偏見)

         

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        清らかな水がこんこんと湧き出ています。

        美味しい蕎麦には美味しい水が必要不可欠ですからね。

        もちろん湧き水ではなく水道水をポンプで循環しているのですが。美味しい水を使っていますという暗示です。

        実際にこちらでいただけるお蕎麦に使っている水は、不純物を99.9%除去した水を使用しているとのことです。

         

         

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        この竹垣は造園あら井のオリジナルです。

        竹垣の間に普通あるべきはずの柱が見えません。柱がないとリズムが生まれないので、なんていうか時間が止まっているかのような佇まいです。

         

         

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        ここでお庭はおしまい。

        この景色の向かいに暖簾があります。

        暖簾をくぐり、店内に入っていだくと、窓の外に良い景色が広がってるんです。

        それは、来店してからのお楽しみということで。

         

        竹垣を高くしてあえて周りの景色を遮断しているのも理由があります。

         

         

         

        蕎麦料理 すみや

        埼玉県入間郡毛呂山町大類604-5

         

         

         

        ご来店お待ちしております。

         

         

         

        施工中のブログは→http://oyakata.zoen-arai.com/?eid=192

         

         

         

         

        2019.01.08 Tuesday

        お蕎麦屋さんの庭。 施工編。

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          お蕎麦屋さんのお庭を作らせていただきました。

           

          埼玉県毛呂山町の「蕎麦料理すみや」というお店です。

          県内・近県の蕎麦愛好家の間ではすでにご存じの方も多いと思います。

           

          初めてのお打ち合わせでお伺いした際に思ったこと。

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          シンプルでスッキリした作りの建物はただの蕎麦屋さんではないことが分かります。(蕎麦屋さんというと古民家風の店舗が多いですよね)

           

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          既にアプローチだけは作ってありました。良い仕事してありましたのでこのまま活かしたい。

           

           

          そして何よりも、建物の南側に広がる店所有の梅林に感動しました。(写真は開花シーズンのもの)

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          「サクラ切るバカ。ウメ切らぬアホ。」大昔から言いますが、

           

          「切らぬウメ。」、、、カッコイイな!

           

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          その中でも「これは!」という一本。

          もしこの大きさの、この雰囲気を纏ったウメを材料屋さんで買ってきて植えたなら結構なお値段になってしまいます(ていうかこんな木なかなか見つからないでしょう)。

          これを使わない手はありません。

           

           

           

          また、お品書きを拝見したところお蕎麦屋さんというよりも料亭の内容でした。

          (実際に店主は料亭と蕎麦屋さんで修行されています。)

           

          店主との話し合いはとんとん拍子に進み。(ありがとうございます。)

          着工です。

           

           

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          まずはウメを掘ります。

          既に葉が展開し始めてるし。でも大丈夫。ウメだから(汗)。

           

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          移植です。

          40mほどの移動でしたが3トンありましたので持ち合わせの道具だけでは苦労しました。

          体力と気力をすり減らしながら一日がかりでどうにか植えつけました。

           

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          やっぱでかい木はオーラがあります。ちなみに樹齢は40〜50年とのことです。

           

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          客土して築山を作りました。

           

           

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          石組み。

           

           

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          植木の植栽。洒脱な枝ぶりの山採りのモミジを。

           

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          塀に着手です。

          造園あら井オリジナルの塀を50mほど作ります。

           

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          これは!?

           

           

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          ケミカルブラザーズ!

           

           

           

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          高校の同級生(觀科園)のダイスギも入りました。

           

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          竹林から竹の伐り出し・洗い・加工も進めます。

           

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          野溶接。

           

           

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          きつい体勢の溶接・・・。

           

          鋼材の柱に防腐剤を塗り。木材を取り付けました。

           

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          塀の内側と外側ではデザインが違うのですが、外側はシンプルな板塀です。

          外側の木工事部分はこの建築を設計施工された大工さんにお願いしました。

           

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          内側はこんな感じで鋼材丸棒に竹を編んでいきます。

           

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          この井筒。

          8年前に僕が京都での修行を切り上げて、京都を経つ直前に、古道具屋さんで一目惚れして購入した井筒なんです。

          それを納めさせていただきました。

          この井筒を使う日を夢にまで見ていました。ついにこの日が来ようとは。

          「大徳寺型」という井筒です。材質は江州御影石です。

          見た目はシンプルですが、若干それぞれの板石が同じ角度で内側に傾いています。合端がピタリ合うように加工するのはまさに職人技です。

          据え付けてみたらこの場所にもバッチリ納まりました。

          水がこんこんと湧き、溢れ出る仕組みに仕上げます。

           

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          電燈の設置・配線も今回は造園あら井でさせていただきました。

          ローボルトなので電気工事士免許がなくても施工可能な製品です。

           

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          試しに点けてみる。

          造園屋が自分で施工できるのだから自由に配置できて良いですね。

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          明るさも明る過ぎず庭の照明としてはバッチリです。

           

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          仕上げにシャキッシャキの白菜を植えて。(ウソです)

           

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          景石に合った色のグリ石と砂利を敷いて。

           

           

           

           

           

          完了です。

           

          続く。

          2019.01.07 Monday

          燈籠を据え付ける。

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            燈籠を据え付けました。

             

            燈籠を据え付ける仕事が激減するこのご時世に。

             

            僕なんて独立してから燈籠を納めたのは、恥ずかしながら今回が初めてでした。

             

             

             

             

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            燈籠だけでいいのでは。と提案していましたがお施主様たっての希望で水鉢も据え付けました。

            合わせて筧も。

             

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            燈籠は「柚ノ木燈籠」。

            本歌は奈良の春日大社にあります。

            (↓コレです。僕が撮った写真。22歳くらいの時に勉強するためにスクーターで奈良に通ったなぁ。。。あの頃は熱心だったなぁ。。。)

            建物を見て、お施主様の好みを考えて僕が選ばせていただきました。

             

             

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            水鉢は京都竜安寺の「吾唯足知」を写したもの。ちょっと豪華に台付きです。

            筧も付けて排水設備を整えて、水がぽたぽた落ちるようにしてあります。

            (本歌の写真はありません。竜安寺に据えられているものもレプリカです。寺務員さんに聞くと本物は奥にしまってあるとのことでした。)

             

             

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            周囲の植栽はクロチクとキチジョウソウの間違いないコンビで。

             

             


            この燈籠と水鉢は茨城真壁の加藤さんに彫っていただきました。

             

            独立して間もなくの、まだ仕事がなくてヒマな時に関東の燈籠屋さんはどんな仕事をされているのだろうと真壁中の燈籠屋さんを見学させていただきました。

            その時にお伺いし話を聞かせていただいた加藤石材さん。

            あれから8年。

            やっとホンモノの燈籠を納めることができる造園屋になれたことが嬉しい!

             

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            加藤さん、ご自分の資料を沢山下さったんですが、スキャンするのメンドクサイのでこのくらいでw

            とにかく陛下から勲章頂いているくらい凄い方なんです。

             

            しかも材料は、真壁の桜川御影石のなかでも大変希少な「アラメ」という部分で造っていただくという。

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            このひと固まりが加藤さん所有の最後の一個。このタイミングで僕が来店したこと。「縁」を感じずにはいられません。
            加藤さんも気合が入ったようで、竿の裏に自分の銘を彫らせて欲しいとのお願いがありました。もちろん二つ返事で快諾しました。

             

             

            黒雲母の一つ一つが大きいので「岩」感があります。

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            このアラメで作られた燈籠は人の手で加工されてもなお「岩」であったことを訴えてくる。

            そんな気がします。

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            (これは加藤さんの店に並んでいた三月堂型)

             

             

             

             

             

            石造品は数百年持ちます。

            時間が経てば古色を帯びてさらに良くなります。

            ZOZOTOWNの社長のように現代アートを集めるのは価値があることですが、数代にわたって一つの石造品を受け継ぎ愛でるのも価値のあることだと思います。

            末永く大事にしていただきたいです。

            ありがとうございました。

             

             

             

             

             

            2019.01.07 Monday

            池と流れを作る。

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              元々、植木のお手入れで出入りさせていただいていたお庭に池と流れを作らせていただくことになりました。。

               

              作業前

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              作業中

               

              まずはお庭の解体から。

              既存の石も木も全て再利用するので仮の場所に移動・移植します。

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              既存の植木の中で一番大きいクロマツの移植。

              既存の景石の中で一番大きい石の据え付け。

              この時点で位置を間違えちゃうと池も流れもイメージしている形ではなくなってしまうので慎重に。

               

              クロマツは元の場所から1mほどしか動かしていませんが、たとえ1mでも移植作業は手を抜くことはできません。

               

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              排水とオーバーフローの配管。地味だけど大事な仕事です。

               

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              漏水チェックを済ませて。

               

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              池の護岸の石組みは水を抜かずにやりました。水面から出る石の一番良い表情を見ながら仕事できるので。

              まだ3月。水遊びには早すぎた((+_+))

               

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              既存のアルミフェンスの解体&コンクリートブロック積みも。築山の土留めになります。

               

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              築山を作り。次は流れの石組みです。

               

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              さすがに水を流しながらの仕事はできないのでぶっつけ本番です。

              上流から下流にかけてより変化が出るように、より多彩な音が出るようにイメージしながら。

              何よりも、いつかの山中で出会った名もなき川に思いを馳せながら手を動かしました。

               

              これはいつかの山中で出会った川の写真。

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              日本の山にある無数の名もなき川。標高700mくらいの山でも登ればこんな素敵な川にいくらでも出会えます。

              その一つ一つの造形に造園屋の僕はため息が出るばかりです。

              こんな風に石を組んでみろって言われても、できるわけないから。

               

               

               

              どうにか組み終え。

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              一気に撒き石と植栽をして仕上げです。

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              園路にはあえて粒の大きい砂利を敷きました。少々歩きにくいほうが山道っぽくなるかと思い。

               

               

               

              急遽、電燈を設置することになり。

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              竹林で伐った竹を加工して。

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              こういうのはシンプルに。余計なことはしないのが一番だと思っています。

               

              で、完了です。

               

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              夜の景色です。iPhoneで撮ったら光が二重で写ってしまいました。

               

              流れの様子。

               

               

               

               

               

               

              流れの音に大変こだわりのあるお施主様ですが大いに喜んで頂きました。

              流れの石ころの一部はモルタルで固定していないので組み替えることが可能です。
              お施主様はご自身で組み替えては音の変化を楽しんでおられるようです。

               

              2018.11.25 Sunday

              杉本博司ツアーズ。

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                少し前ですが、

                小田原・熱海へ研修旅行へ行ってきました。

                 

                 

                造園屋の仲間と。

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                ちなみに僕が企画&幹事です(笑)

                 

                 

                一日目は昨年秋にオープンした江之浦測候所へ。

                 

                 

                入場する前にいきなりこれですよ。

                 

                古材の板石、、、

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                何が凄いかってコンクリートこびり着いたまま据え付けちゃってます。

                好きな造園資材なので僕も100枚以上所有しているのですが。普通、古材の板石に着いたコンクリートやアスファルトやペンキは汚れと見なし綺麗に剥がしてから使うのものです、、、

                 

                それなのに。杉本博司氏さすがです。

                この付着したコンクリートも板石に刻まれた歴史ということなのでしょう。

                新しいの価値観の「侘び寂び」とか「もののあはれ」ということでしょうか。

                 

                 

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                鉄。 良い。

                改めて。

                 

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                どうやって割ったんだろう?

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                石だけでなくコンクリートのハツリ仕上げも多用されています。

                延々と続くハツリ作業を僕も経験したことがありますが騒音と振動と粉塵で大変な作業なんです。

                経験しているとより江之浦測候所の「遺跡感」が迫ってきます。

                 

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                直前に降った雨のせいで溶け始めた氷のよう。

                 

                 

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                真面目に意見を交換しながら。

                 

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                時にふざけながら。

                 

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                海景、、、

                 

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                とんでもない加工量・・・(汗)

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                皆、思い思いに舐めまわすように観察してました。

                 

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                この石の扱い。遺跡的な。

                良い!

                 

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                茶室「雨聴天」

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                純粋な作りの茶室に屋根は錆びたトタン板。

                雨の日の室内に響く雨音を想像する・・・

                千利休も今生きていたら採用していたかも・・・(!?)

                 

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                改めて鉄筋コンクリートって凄いよね。って。

                 

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                洗い出し。なんか途中から洗い具合が変わってましたけど、

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                海景シリーズ。

                大好き。所有したいなぁ。

                 

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                鉄の扉の表面処理がカッコ良過ぎました。

                 

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                石舞台古墳的な。

                弊社石材置き場にもこれに似た景色があります(笑)

                 

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                ヘイ、ブラザー。

                 

                 

                 

                石の扱い方。鉄やガラスやコンクリート。その他の素材の扱い方。みたて。

                大胆さ。自由さ。

                でも決して奇をてらうことなく。

                 

                日本と世界の文化や伝統的な意匠を深く掘り下げて、その延長線上でデザインしているので説得力があります。

                 

                石も木材も鉄もコンクリートも扱う造園屋の僕たちには杉本博司の仕事。分かりやすく大変面白かったです。

                 

                 

                 

                研修を終え、昼過ぎからは小田原港でとれとれの海鮮を買い、江之浦測候所近くのキャンプ場で懇親会です(笑)

                 

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                宴は夜遅くまで続きました。

                 

                 

                二日目。

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                腹ごしらえをして

                 

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                MOA美術館へ。

                 

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                漆の扉。

                よく解らなかったけど、大変な手間がかかっているらしい・・・。

                 

                この鉄板の表面処理も良いですね。

                 

                 

                ここもまた昨年、杉本博司氏が内装空間をリニューアルした場所です。

                主に展示室の内装なので写真はほとんどありませんが。 

                 

                 

                 

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                ああ楽しかった。

                一人で行って自分のペースで観るのもいいけど、複数人で行ってそれぞれの意見を交わしながらというのも良いです。

                 

                また何か企画したいですね〜

                 

                 

                 

                2018.01.08 Monday

                門松

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                  明けましておめでとうございます。

                  旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

                  本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

                   

                   

                  独立して7年目。

                  初めて門松のご依頼を承りました。

                   

                  変わったの作って!とのことでしたので。

                   

                   

                  シンプルに。大胆に。

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                  大津磨きの壁を背景に。凛としてかっこいい!(自画自賛!)

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                  門松の起源と歴史をもう一度勉強し直して。僕なりの一つの答えです。

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                  「松」・「竹」・「梅」のウメは、白砂の上に表現してみました。心憎い演出。(自画自賛)

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                  土台の鉄椀は、盃に見立てています。

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                  シンプルだからこそ材料にはこだわりました。

                  竹は竹林から。

                  マツは野木から。大量に採取した中から良いもの・合うものを選んで使いました。

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                  ついでに。

                  スタンダードな門松も作ってみる。

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                  久しぶり過ぎてヘタクソですが来年(今年か)はもう少しマシなのができると思います。

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                  次回もシンプルさだけは貫きたい。

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                  二十歳代の頃、お伊勢さんへお参りした際。

                  お社。杉林。ゴロ太敷き。あまりにもシンプルな造形。その中に神様の存在を感じることができた気がして、

                  初めての感覚に大変感動したのを覚えています。

                  あの荘厳な雰囲気のひとかけらでも門松に表現できたらいいなぁ。門松は神様が降りてきた時の依り代なのだから。

                  それにはやはり、ナンテンやらウメの枝やら葉ボタンやらを飾り付けたような派手なものではダメなんだな。

                   

                   

                   

                  今年も近所の高麗神社にてご祈祷していただき新しい御札を頂戴いたしました。

                  残念ながら都合が合わず木魂式には今年は出席できず。

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                  どうか本年も安全に仕事に励めますように。

                   

                   

                   

                   

                  2017.12.28 Thursday

                  クロマツとアカマツ。

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                    独立して今年で7年目。

                     

                    マツのお手入れのご依頼がずいぶん増えました。

                     

                     

                    クロマツシリーズ。

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                    クロマツ、かっこいいぜ〜〜〜〜〜

                     

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                    クロマツのように手入れをすることで劇的にカッコ良くなる植木は他にはありません。

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                    クロマツの場合は、ハサミを入れて枝を整理した後、古葉をむしります。

                    一本も残さず、キレイにむしり取ります。

                     

                    古葉をむしる。

                    僕ら造園屋は当たり前のように、普通にやっていることですが、

                    そんな剪定の仕方は世界中を見ても日本だけらしいですね。

                     

                    一本の木に対しそこまで手をかける。病的なほどに。

                    確かに変です。(理にかなっているんですけどね)

                    それが普通に、あちこちの家の庭に植えてあるって。

                    オモシロイ国です。

                     

                     

                    しかしです。

                    一芽一芽の古葉をむしるわけですから、ずいぶん手間がかかります。他の植木とは比べ物にならないくらい。

                    マツの手入れの値段は高いんです。

                    なのでマツを新規で植えることは滅多にありません。

                     

                    下のマツを見てください。

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                    これはテキトーにざっくりと古葉をむしり、仕上げたクロマツです。

                    丁寧に古葉をむしる方法に比べて5分の1くらいの作業時間で仕上げました。

                    それでもけっこう綺麗に見えますよね。

                     

                    うまく要点をおさえて剪定すれば、手間をかけなくてもある程度カッコイイクロマツに仕上げることができるんです。

                     

                    もちろん近くでよく見れば、丁寧に古葉をむしったマツの方が断然良いですけど。

                     

                     

                    造園あら井では予算に応じてクロマツ剪定いたします。

                    ご依頼お待ちしております。

                     

                     

                    アカマツシリーズ。

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                    これはテンモクショウという品種のアカマツです。こういった変わりダネも面白い。

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                    やっぱアカマツ。幹の赤さがオシャレですね〜

                     

                    造園あら井の場合、アカマツの古葉はむしりません。(むしる造園屋もありますが)

                    古葉をむしったことをきっかけに樹勢が下ることがあるからです。

                     

                    なので剪定の手間は割とかかりません。

                     

                     

                    マツは現代的ではないと思われるかもしれませんが、そんなことありません。

                     

                    和モダンにはもちろん。エッジの効いた建築にも。

                    アカマツは「雑木の庭」「里山風の庭」にバッチリ合います。

                     

                     

                    いかがでしょう!?

                     

                    2017.12.17 Sunday

                    庭木のお手入れについて

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                      毎年恒例。手入れ三昧の日々が続いています。

                      10月半ばから12月末までほぼ休日なしで走り回ります。

                       

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                      「庭作りも手入れも、おんなじことなんやで。」

                       

                      僕が修行中に言われた言葉。

                       

                       

                      もうかれこれ15年以上。その言葉を噛みしめ毎日現場に出て仕事をしています。

                       

                       

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                      植木を剪定することを「維持管理」「メンテナンス」と呼ぶ造園屋・植木屋・庭師が多いですが、

                       

                       

                      違うと思っています。

                       

                      あくまでも「手入れ」。

                      「手入れ」というのは一年で伸びた分を縮めるだけの剪定じゃなくて、

                      毎年、手を入れることで少しずつ庭をよりカッコイイかたちに近づけていくこと。

                      と、理解しています。

                       

                       

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                      この生垣はお客様と相談した結果、25cmほど低くしました。

                      高すぎる生垣は防犯上良くありませんし圧迫感が出たりします。目隠しの機能を果たせる最低限の高さに設定し直しました。

                       

                       

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                      この生垣は弊社が手入れし始めた6年前はグニャグニャでしたが、真っすぐになってきました。

                       

                       

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                      遊び心でこんな形の生垣にしてみたり。 (藤森照信氏的な?) 

                       

                       

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                      ただただ一生懸命刈り込むのではなく。たとえサツキの刈り込みでもより綺麗な流線形になるように少しずつ修正していきます。

                       

                       

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                      今まで刈り込まれていたモッコク(左の植木)はハサミ透かしで仕上げました。

                      モッコクは透かしの方が断然良いですしハマキムシも付きにくいです。

                       

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                      マンションに植栽されたクスノキは強く剪定し、一年おきの手入れで済むようにしました。

                      予算に応じて手入れの仕方も変えたりもします。

                       

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                      これ以上大きくしたくないキンモクセイは、天端の葉がなくなるくらい強く刈り込みました。

                       

                       

                       

                       

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                      これらのモミジは限られた広さの敷地に植えられていますが、やわらかい枝ぶりを残しつつ大きくなり過ぎないことを目指して手入れしています。

                      モミジのやわらかさを残しつつ大きさをコントロールするのは特に難しいことです。

                      僕が今、手入れの手法で最も興味のある樹種はモミジです。

                      毎年、剪定の仕方を変え、枝の伸び方を研究しています。(お客様が見ても分からないほどです)

                      最近やっと、少しづつ良い結果が出つつありますが、まだまだ実験が必要です。

                       

                       

                       

                      「手入れも庭作りも同じこと。」

                       

                      10年後、20年後、30年後・・・。

                      もっと庭が良くなるように。日々考えながら、感じながら仕事しています。

                       

                       

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