<< 2019アート日記  | main | 鉄の物干し台 >>
2020.03.13 Friday

別荘の外構・造園工事。

0

     

    以前からお付き合いのある東京のお客様が日高市内に別荘を建てました。

    その外構と庭作りです。

     

    IMG_0693.JPG

    家が建つ前の状況。川沿いの敷地です。

    こんなに良いロケーションの宅地が日高市内にはあるんです。

     

     

    IMG_1469.JPG

    着工。

    BESSの家「G-LOG なつ」です。よく雑誌の広告で見かけますね。

    まずは石組から始め。

     

    IMG_1319.JPG

    石組みの石はすっかりお馴染みになりました。

    造園あら井ご用達の採石場で僕が一石一石選んだ石を使用しました。

     

    IMG_1489.JPG

    ギリギリ。

     

    IMG_1496.JPG

    敷地の奥にユニットハウスの据え付け。

    別荘の別荘です。男は「小屋」が好きなんです。男のロマンです。

    僕の家にもありますが。「男のロマンは女の不満」でもありますね〜

     

    IMG_1590.JPG

    アプローチの土台。

    これまた造園あら井ご用達の再生樹脂を使っています。廃プラ・廃タイヤをドロドロに溶かして型に入れ固めた製品です。

    腐らないのは勿論、もしいずれ解体ということになってもリサイクルしてまた別の製品に作り変えることができます。サステナブルな素材なんです。

     

    IMG_1621.JPG

    これは鋼材と再生樹脂を組み合わせて作ったトレリスです。ツル植物を巻き付かせ、ゆくゆくは「緑の壁」になります。

    家の裏側が駐車場を向いて建っていますので。訪れた人が最初に目にするのが裏側というのはかっこよくないので(特に一階部分)緑の壁で程よく隠すことにしました。

    鉄部分は錆びたらかっこいいですよ。3mm厚の鉄板でできているので20年は朽ちないと思います。ゆくゆく朽ちたとしてもツルはそのままに鉄の部分だけ交換できる仕組みになっています。

     

     

     

    IMG_2129.JPG

    構造物が収まってきたので植栽です。

     

    IMG_2197.JPG

    敷地が広いのでコナラをたくさん植えました。BESSの家と周囲の山に生える樹種に寄せてのコナラです。

    高木はあえてのコナラ一択です。

     

    IMG_2325.JPG

    玄関までのアプローチ。この一角はワサワサのジャングルになる予定。そこにスッと伸びるアプローチ。になる予定。

    ちなみにアプローチには微妙に勾配をつけて玄関までの段差を減らしています。

     

    IMG_2363.JPG

    ポストにはもうすっかり定番になった感のあるボビを。

     

    IMG_2372.JPG

    これまた鋼材と再生樹脂を組み合わせて。庭園灯になります。

     

    IMG_2445.JPG

    駐車場は最大4台が駐車できるようにしました。

    大雨が降れば駐車場前の道路は川になり水は全部こちらの駐車場に流れ込んできてしまいます。

    勾配を整地・調整し、入ってきた水は駐車場内を一巡りしてまた道路へ流れ出ていくようにしています。

    この整地が地味に難しかったです。

     

     

     

    庭園灯への照明の取り付けを残し、完了です。

    IMG_2932.JPG

     

     

    IMG_2903.JPG

     

     

    IMG_2995.JPG

     

     

    IMG_3100.JPG

     

     

    IMG_3045.JPG

     

    IMG_3039.JPG

    木も下草ももっと大きくなりますし茂ります。そしたら狙い通りの景色になるかな。

     

    お施主様のご要望をお伺いしつつ、建物と建物を取り囲む環境をリサーチしつつ、庭なり外構を作ることでより良い“何か”がプラスになるようにデザインさせていただきました。

     

    庭の周囲の景色を生け捕り庭の一部にしてしまう借景。

    あえて遮蔽し、景色の一部を見え隠れさせて奥ゆかしさを出すとか。

    相反するものを対比させてそれぞれをより際立たせるとか。

    朽ちてゆく様の美しさ。

    ワビサビ。もののあわれ。諸行無常。

    茶庭的なもの。枯山水的なもの。宮廷の庭的なもの。

     

    景色は、色々と魅せ方があるものですが特に今回は京都の庭作りに改めて学びながら構成させていただきました。

    京都の庭はもう古い。過去のもの。京都の庭に明日はない。そう言う人がいます。でもそんなことありません。一周回って僕にとっては新鮮で斬新。

    京都は特別です。現代人が作るよりも遥かに深く考え作られています。

    京都の底力を再確認している近頃です。

     

    ただ京都で見られるような「日本庭園」といえば。

    その庭を美しい状態で維持するには。またはより美しくしていくにはマメな掃除が不可欠です。しかし今回作らせていただいた庭にいたってはそれはしないで下さいとお客様にお伝えしています。

    多少の落ち葉、雑草も絵になる。風情がある。そう見えるように作っていますのでマメに掃除してほしくないのです。

     

    掃除の行き届いた庭が良いというのはよく分かります。精神性も含めて優れた日本の文化だと承知しています。

    しかし現代人は何かと忙しいですからね。

    庭なのでメンテナンスフリーは無理ですがローメンテナンスなら工夫すれば可能です。だったらローメンテナンスの庭の方が良いじゃないですか。

    今回の案件はそもそもが別荘です。休日、別荘へ憩いに行ったのに掃除と草引きで滞在時間のほとんどを費やしてしまったというのはよく聞く話です。それではなんのための別荘なのか分からなくなってしまいますよね。

    (僕も京都での修行時代は当たり前のように舐めるように掃除していましたし、現在も基本庭の掃除はキレイにします)

     

     

    照明がつきました。

    IMG_4038.JPG

     

    IMG_3971.JPG

     

    IMG_4002.JPG

     

    IMG_4024.JPG

    必要最低限に足元を照らし。同時にライトアップもしてくれるという一石二鳥な優れもの。

    造園あら井オリジナルです。

     

    そして庭部分。アプローチを抜けた先の庭の景色はこんな感じです。

    IMG_7836.JPG

    周囲の山にも多く生えているケヤキとモミジを植えてウッドチップを敷き詰めるだけとしました。

     

    IMG_7926.JPG

    犬を走らせたり、ドッヂボールしたり、BBQしたり、おうちキャンプしたり。

    広々。シンプルだからこそ使い方は自由自在。そんな庭です。

     

    IMG_7860.JPG

    庭から眺められるのはこんな景色。

    最高。

     

    この景色を前にして、一体庭に何をどうしろと言うの。

     

     

     

     

     

     

     

    ・・・3ヶ月後の写真です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    コメント
    コメントする








     
    Calendar
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930   
    << September 2020 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM